記事導入に喋る机とかジョイナスレ風とか用意しようとしましたがあまりにもあんまりな寒さになりそうだったのでやめました。
周りのオタクが楽曲10選してる中でクソほどレンジの狭い魚雷さんの本年の楽曲選は5曲に絞りました。
代わりというか5選終わってからが本題です。聴く聴かぬは個人の自由だと思うのでとりあえずまあ読んでつかあさい。
2022/12/30深夜追記
«10選レギュに合わせる努力をして追加してみました。
本題がそれ以降であることは変わりませんが!»
あとこの画像はサムネイルでネタバレを回避するための無関係画像
※よほどマイニューギアが気に入ってるのねー
10位
BUCK-TICK 35thベストアルバムよりさよならシェルター
文字通りの反戦楽曲。世界中の子どもたちがシェルターなく楽しく遊べますように、父母と幸せに過ごせますように。
ところでこのアルバムを入手する以外聴きようがないのが問題ですね、配信もないはずなので。
9位
筋肉少女帯よりいくぢなし(ナゴムverサイズ)
ようは34年前の同曲…いや、その前のインディーズ時代からの40年近く前の焼き直しといえば焼き直しなんだけど、ナゴム時代とギターメンバーが違うという点でも注目。
そしてそれ以上に最後の締めの台詞が違うのが特徴的というか…重い!時の流れが!
8位
僕、この曲好きだと思います。…Dの現場に行ってまで回収したいかと言われたら考えてしまうのは本音ですが。
まあタイアップ先の作品中身は予定通り請け負ってくれたなぁ!と思いましたが。個人的には人質も取られてたので完走しました(疲弊)
7位
ザ・クロマニヨンズのアルバム、SIX KICKS ROCK&ROLLより10曲目のナイフの時代
このアルバム自体は直前までのシングル6ヶ月リリースの曲を中心とした収録なんだけど、そこでシングルから選んでも面白くもなんともない。
まあ結果として貼れる配信がないですけどね!まあナンボだって言いますが曲は曲単体で評価するにあらず、ディスク1枚で評価するものなので。ハリー・ポッターと賢者の石を凄いという人はいても、ハリー・ポッターと賢者の石の第13章ニコラス・フラメルがいいんだよ〜みたいな評価しに行く人いないでしょ?
話が逸れた。この曲自体はもうイントロの時点でSex PistolsのAnarchy in the U.K.のパク…オマージュなんだけども、日本のパンク第一人者が40年近く活動してきた解釈がこうだと思うと味わいは非常に深いですね。
6位
SHOW BY ROCKのすたっどばんぎゃっしゅよりLOVENCOURAGE
Liella!大阪2日目被ってなければこれ回収しに八王子行くべきだったんだよなぁ〜!
しかしまあSB69も息が長くて何よりです。チッティの中の人に於かれましては貴重な帰宅部声優でございますので、SB69のさらなる飛躍を来年も願うばかりです。
5位
アイドルマスターシャイニーカラーズのShhisよりBouncy Girl
A面のほうが全人類Wow Wowやってて楽しそうですが、僕は大概捻くれ者なのでShhisはB面本質主義です。
シンプルにユニットとしての格好良さを出していくならこっちじゃない?
余談だけど最近仲良いオタクに「今の若い子にB面は通じない、c/wって言わないと」って言われて泣いてしまった。まあひっくり返す必要がないからな…
4位
冬アニメの"明日ちゃんのセーラー服"よりOPテーマのはじまりのセツナ
初めて聴いたときなんか「ずるい!」って思った。こんなキレイな曲があってたまるか、あるのか、そこに。
3位
ラブライブスーパースターLiella!よりリエラの中村奨吾…もといChance Day, Chance Way!
2期になったらLiella!の曲にもこの手の和系アップ曲来るだろうと思ったら来たし、とてもライブでも楽しめる楽曲となっております。
ライブ未履修でも年末年始CDTVでやるってさ!やったね!起きられる時間にやってたら是非見ていってね!
2位
この秋アニメ大きく席捲したぼっちざろっくより結束バンドのあのバンド
アニメ内のストリートインスト版、ライブ披露版それぞれギターソロとかのバリエーションを含んだ印象評価なのは否定しないけども歌詞のぼっちちゃんらしさとか見せてきてるのは多分この曲だと思う。
曲単体の好みだとカラカラのほうが好きなんだけどせっかくだから喜多ボーカルの曲チョイスしたいというのが本音の話。
1位
アイドルマスターシンデレラガールズよりMOTTO!
今年4月にライブも10thファイナルを迎えてこれ以上の展開はまあ厳しいだろうと思ってしまう部分が若干でもあったんだけどそれを見事に打ち消してくれたのがこの曲とcg_ootdのライブイベント。下半期1番楽しいライブだったなアレ。
cg_ootd自体がライブだけじゃなくて街を巻き込んだ一大イベントになったんだけどアイドルマスターver3.0の目指す姿の1つとして示せたんじゃないかな。
まあ〜僕この曲大好きなんですけど、ライブまで一切聞いてなかったりライブで聞いてもL O TTEクラップを混ぜようとするなど好き放題してるんですけどねー。
モバゲー版こそ終わったけども12年目に入ったアイドルマスターシンデレラガールズ、まだ全然いけますね。
とまあ、コンテンツ重複抜きで今年の5曲を選んでおきました。
個人的な本題はここから。
今こそ聞きたい過去のロックアルバム5選
常日頃から、シングルは名刺だよ、アルバムで作品になるんだよと宣う魚雷さん。
今年これって推奨できるものなかった分、過去作から今聴きたいアルバムを5枚用意してきました。要らん?まあそう仰らず。
せっかくぼっちざろっくでロックに注目されてる(はず)なんだ、良いじゃないか*1
①ワールドワールドワールド / ASIAN KUNG-FU GENERATION 2008年
転がる岩、君に朝が降るの元が入ってるアルバム。もうね、単体で聴くんじゃなくて、惑星からつながって、ワールドワールドでリセットしてから或る街の群青→新しい世界で締める後半がコンセプチュアルなアルバムのお手本みたいな流れなんです。
前半も前半で、短い表題曲からアフターダーク→旅立つ君へと畳み掛けていくスタイル。
文字通りアジカンの新世界にようこそできる44分間です。
②生命力 / チャットモンチー 2007年
女性バンドとして一世を風靡したと言っても過言ではないバンドといえば、で思い出す一枚。あの頃のロック坊やはだいたいみんな橋本絵莉子にガチ恋していた*2。
1stフルアルバムの耳鳴りがだいぶ3ピース感のない重ねた音だったけどこちらはかなりスッキリとした音でとても聴きやすいのではないでしょうか。というか文字通り全盛期すぎるので最初の5曲くらいは息つく間もなく楽しめると思う。
③Sgt. Pepper's Lonely Hearts Cluk Band / The Beatles 1967年
上述のぼっちざろっくでサイケデリックロックの説明がサラッと劇中で山田から語られてたけどイマイチ伝わらないのでは?と思ったのでその触りに良さそうなものとして世界一有名なバンドからサイケ色マシマシな1枚を紹介します。
こちらもやはりコンセプトアルバムなので頭の表題曲を最後に同じ曲の別アレンジで締めるという構成なので通しで聴いていただきたい…というかその最後の最後に入るA Day In Lifeが人によっては最高楽曲と言い張る人もいるくらいトンデモ構成なのでやはり一聴の価値がですね*3。
Lucy in the Sky with Diamondsが有名だけどそれ以外でもドラッグやっちゃってますなーこれはーっていう曲がポンポン出てきます。スタンダードにロックンロールしてる彼らを聞くならRubber Soulから前の作品をお聴きください…
④Velvet Underground and Nico 1967年
サイケデリックロック紹介でもう一枚オススメするならこれですかね、バナナのアルバム、ちょっとそれっぽい店ならこれを意匠にしたTシャツだって見つかる。
上から下まで最後までサイケやってる中では(多分)聴きやすい方…分かりやすい方…
CDの7曲目、B面出だしの曲とかタイトルをここで書くのを憚られるくらいイカれている。自己責任で歌詞は確認してきてほしい。
最後のEuropean Sunもぶっ飛んだ大曲なんだけど…だけどカッコいいんだ、最後まで聴いてくれ。
⑤極東I LOVE YOU / BUCK-TICK 2001年
最後は贔屓バンドのアルバムから1枚。
2月から続くロシアのウクライナ侵攻等を受け、今年の漢字は"戦"となりました。これは2001年以来の選出となります。
2001年のときは世界貿易センタービルの同時多発テロ、そこに端を発したアフガニスタン侵攻、そんな世界情勢に対してのものでした。
日本のロッカーが何を伝えるか、伝えられるか分からないけども愛を伝え、平和を伝え、武器を捨てろと願う。無力なのかもしれないけどもまず願わなければ目指すものも無いんです。
2023年の平和を願って締めさせていただきます。
まあまだ今年も58時間近く残ってる。このロスタイムのような時間も含めてよろしくね。