みなさん、"競馬"はやっていますか?
やらなくていい?それもそう。
先日は競馬界としての年の節目の1つ、東京優駿(日本ダービー)の日でした。
これに便乗してみたいな感じになるけども、僕にとっての競馬の向き合い方についても変動があったりお知らせする良い機会になったのでちょっと書かせてもらおうと思います。
…そんなことより仙台転居しての記事とか2ヶ月間いろんなイベ行ってる件は?
というツッコミも俺自身でしたいくらいですが、一旦さておくことにしましょう、ちゃんとどっかで書きます。
前置きはここまで。
馬券を買うということ
おそらく最もスタンダードな競馬の楽しみ方であり、一般人の想像する"競馬"。
日本の馬券システムは空除率がなかなか凄い一方で僕らは発券される馬券に飽き足らず電子投票までするためよう産業として支えとる。
シビアな話こうでも投資しないと馬産なんてどこまで行っても畜産業だろうし
で、とはいえ俺も予算たいしてないですからね、嗜む程度です。現地行ったら別ですが、電子投票なんて有馬記念でもない限りそんな万単位なんて恐れ多い・・・。
予算×自信+推し=賭け金 が僕の方程式(1次関数)ですかね。
あと稼ぐことよりもレースの結果を読むゲームという感覚でやっているので、まあゲームセンターに100円入れるようなもんです。入れないと結果や予想に真剣にならないのでやるときは100円だけでも入れるように最近はしている。逆に入れてないときは適当言ってるぞと思ってもらっていいくらいに。
最近は本当に3頭読むとか無理~(笑)つってるんでワイドばかり買ってます、ちびちびワイド、楽しいです。控除率もマシだし。
稼ごうと思ってやれないなー分が悪すぎて
ペーパーオーナーゲームをするということ
通称POG。
そんなのあるんかーと誘われて適当に参加したのが3年前。
区切りがダービーまでということに不満を持って斜に構えて晩成っぽいの指名しまくってたら競走馬になれなかったのも出てきたし*1。
初回の期間中出走少ないしで暇すぎて反省してそれなりにちゃんと指名したのが2年前。
ほんで去年身内での第3回を指名して、先週末シーズンを終えてグループ内1位になれましたとさ。
楽しみ方わかるっていいね。
3年前はそういうのを教えてもらってた立場だけどここ1,2年で爆発的にそこかしこでPOGのグループ見るようになりましたね…。
今年の僕の指名馬を下記に紹介したいと思います。
なお、ドラフト形式なので評価してたけど取れなかったという馬もいます、4,5頭くらい取られて悔しいのいたので次善策も大事です。
ドラフト1位 シーザリオの20 (父ロードカナロア)
母は現役時代には日米オークスを制し繁殖としても3頭のG1馬を出した日本を代表する名牝。
昨年没して最後の仔になります。
そんなわけでどうしても指名したかった、中学3年生のとき友人の家でDVDでアメリカンオークスを見て本当にすごいと思ったんだ。
POG的には牝馬で大物を排出していないので大きく期待するのも酷だな、と。
3つ上のファーストフォリオみたいに秋に新馬戦勝ってそのあと条件戦でどうかなみたいな曲線じゃないかと。
ドラフト2位 ライツェントの20 (父ルーラーシップ)
もはや日本でいちばん有名な馬主と言ってもいいだろう、金子真人オーナーの馬。
半兄のリューベックは先のニュージーランドTで3着に入ったのが記憶に新しい。
金子真人オーナーと須貝尚介調教師のラインはソダシが記憶に新しく、期待を見せていると考えていいはずである。
父ルーラーシップ×母父スペシャルウィークの組み合わせはディアンドル、ホウオウイクセル、パラスアテナと実績を残し…え?全部牝馬?細けえこたぁいいんだよ!
ゲート試験は通ってるけど成長を促しに再放牧中とのこと。
ドラフト3位 レキシールーの20 (父ロードカナロア)
昨年度界隈のPOGで1位にするための立役者となったダノンスコーピオンの全弟。…ということで露骨に2匹目のドジョウを狙いに行った指名。
厩舎が安田隆行調教師から中内田充正調教師に変わったのはおそらく安田隆氏が定年近いからではなかろうか。どちらにしても主戦に川田将雅騎手が乗るのは間違いないと踏んでいいでしょう。
ゲート試験も通ってるし遠くないうちに見られるんじゃないかな。
ドラフト4位 ソワーの20 (父Curlin)
ドラフト4位にして正直博打。だって前年度首位だから選択順一番遠いし?
Curlin産駒ってダートの方に出るし何なら1勝はするけどその後続かない印象が強くて。
で、なんで選んだって話になると、勝ったPOG本で某元騎手と牧場長が絶賛してたから。
まあいつどこで実績不足の種牡馬から大物が出るかわかりませんからね、というかアメリカではちゃんと結果出てるんだから、もしかするとアラブとか夢見ていいですか?ってね。
ドラフト5位 アズールムーンの20 (父サトノダイヤモンド)
参加しているグループPOGの唯一の縛りが「1頭以上某アプリコンテンツのモデル馬を父か母に持つ馬を指名すること」なので選んだサトイモ産駒。
本当は現役時代大好きだったキタサブ産駒からチョイスするつもりだったのがほしいところは枯れてて残りがちょっと個人的に決め手に欠けた。
初年度産駒なので想像でしかないけどサトイモはディープインパクト×ダンチヒ系(欧州)そこにシアトルスルー系(米国)のスピードを加えるのは良バランスじゃないですかね、父母間のクロスもなく丈夫…でしょう。
池添学厩舎をどこまで信じていいかだなあ。
ドラフト6位 ジェニサの20 (父ハーツクライ)
ハーツクライも昨年種牡馬引退していよいよ産駒の指名も難しくなりました。
父ハーツクライ×母父Storm Bird系はウインバリアシオン、ゴーフォザサミット、ヒシイグアスなど(今度は全部牡馬?細けえこたぁ(ry)
3月生まれで既に入厩しているし遅咲きじゃないタイプだと思っての指名。
非ノーザン生産で個人馬主さんだから数も使ってくれると思うんですよねえ。
ドラフト7位 キューティゴールドの20 (父ブラックタイド)
登録名はアイリーン。
ロウきゅーぶ!の背番号7は香椎愛莉であり
CUE!の7人目のメンバーは恵庭あいりである。
共に推しであり7に縁があるのである。
よって7位。
…馬としてのコメントはどこ?
正直父ブラックタイドに母父フレンチデピュティはあまり合わないという情報で不安なんだけど生産者にも意図があるんでしょう。
ドラフト8位 Midsummer Fairの20 (父Frankel)
母は日本でフローラS勝の実績。国内で良い配合がなかったのかヨーロッパに輸出。
1個上の半兄を除いて勝ち上がりはしているので安定はしてそうだけどやたら評判馬。…本当か?でも世界のゴドルフィンが言うなら…
父Frankel×母父タニノギムレットだとタニノフランケル*2がまっさきに出てくるけどそれを上回れるかどうかですかね。Mr. Prospectorのクロスが入ることと6月デビューであることで少し成長早めだといいな。
ドラフト9位 シックスイスの20 (父ドゥラメンテ)
もうすぐドラフトも終わるけど…なんか残ってると思って指名した。
東京HRクラブでそろそろ大物出てもおかしくないタイミングだし、評判も厩舎も上々じゃないですか。
ドゥラメンテ産駒もなあ…もっと末永く楽しめると思ったのに早逝してしまったのでとても悲しい。スプリント以外なら幅広く走れる万能性も見えててね。
ミスプロ系同系配合は今年牝馬2冠したスターズオンアースと同じで決して悪くない。ベルクレスタやキングストンボーイなんかも同じく。
秋デビュー予定でどこまで成長するか期待ですね。下手したら一番理に適ったいい指名だったかもしれない。
ドラフト10位 ポウリナズラヴの20 (父ハービンジャー)
僕らのグループのPOGってまあようはオタクの集まりなわけで推しの声優とか好きなキャラのことを考えることもあるわけです(僕の場合ドラフト7位もそうですね)。
なので、2歳馬リストに推しとかの名前をカタカナで入れて検索にかけて…ってやったら出てきた、母ポウ里菜's Love。
ほんで、気になりすぎて一口馬主として出資した。いや思い切りが良すぎないか自分。
ということで、一口馬主になったご報告です。
一口馬主になるということ
一口馬主、クラブ馬主というのは会員から出資金を集めて馬を所有して運用する形式。
経理的な扱いとしては投資商品です。
1頭の馬の総額から40口~数千口に分ける形式があり、昔は小口が多くて一口でも門戸は狭かったそうな。昔からある名門クラブはそういうの多いですね。
最近は口数が多いところも増えてカジュアル気味になったと言うか年間のお小遣い程度に考えればできるもの…担ってきたんじゃないかと思います(総額億単位の募集とかじゃなければ)。
最近は一口馬主もブーム・バブルを迎えており人気クラブでは抽選が厳しいという話もよく聞きます。
そんな中で私が入会を決めたのはワラウカドというクラブ。
今年が設立6年目?の新生のクラブで、正直運営がまだ定まってない感じは透けて見えるけど、もう既に出来上がってるクラブより入りやすいことと、先のポウリナズラヴの20が名前以上に興味深い馬だったから即決しました。
クラブにはだいたい3種類くらいあって
①社台/ノーザン系クラブ
→業界最大手の社台ファーム・ノーザンファームの生産馬を中心に募集するクラブ
②中小牧場系クラブ
→日高地方の牧場生産で1つないしはいくつかの集まりの牧場で運営するクラブ
③バイヤー系クラブ
→各牧場からセリで買った馬で募集するクラブ
このうち俺は②のいずれかに入会したいと常々考えてはいたんです。
さほど大きくない牧場生産で大正義に勝てたら嬉しいし、小さいならではのファミリー感が欲しかったのと、牧場系クラブなら募集馬のお披露目会的なのも開催があると聞いて是非2年目以降は見て決めたいなという思いは少なからずありました。
で、入会したワラウカドはパカパカファーム*3という牧場の生産馬が中心のクラブです。なのでもしかしたら今夏~秋、見に行けますね、楽しみです*4
人生初の愛馬(1/500)を持ったわけですが毎週の近況報告が既に楽しみです。
父のハービンジャーはイギリスで2,3番目に格式高い中長距離G1レースである
キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスの勝ち馬。
母のポウリナズラヴはアメリカの芝マイルG2の勝ち馬。
スタミナ系の父に母系でスピード補完する理想の配合ですね。
特筆するクロスはHis MajestyとGraustarkの全兄弟クロスが入っていることですかね。
あと母父Mizzen MastのところだけNorthern Dancerの入っていないいわゆる1/4異系です。
父デインヒル系×母父カロ系って全然思い浮かばないから日本で合うかどうか期待と不安がありますね、札幌函館巧者*5でもいいけど。
母父カロ系ではなくグレイソヴリン系って含め方ならロジハービンが近いのか。…本当に近いか?それ
そろそろ本州に移動、目標デビュー8月とのことで期待をしております。
是非、ほんのりでも応援してくれると嬉しいですね。
あと、まだそんな人気出てないクラブなので募集満口出てないから興味あったら入厩までならまだ出資できそうですね。
以上ざっと思いつく限りの競馬の話と報告でした。
半端に配合の話とか出てなんのこっちゃな人には申し訳ないけど、血脈と人脈がうまく重なるスポーツだから楽しいってのもあるのでこれも見方の一つとしてご愛嬌。