こんにちは、昨日までのLiella!5thむちゃくちゃ楽しかったです。
Liella!の良さについてはブルースカイで書いたんだけど、
あまりにも芸術的なフォーメーションダンスと圧倒的な顔面…いやあ一度単独にもいろんな人来てほしい。
一度でもいい。蓮とか異次元フェス後に人気急上昇中だけど多分違う良さがあるんですよ。Liella!ちゃんちょっと異次元フェスの選曲アレ過ぎて新規さん置いてけぼりだったよね…諸事情はあるんだけど
俺はLiella!の良さはできる限り伝えたい。悪い部分も正直に言うからさ。
良かったライブの話だと、2週前のデレ山形公演の良さは説明不要ですが*1。
さて、今日の記事は違うテーマです。
数日前にこんな記事を見つけました
https://twitter.com/magmixjp/status/1746732152111178056?t=yN5jjw-sEdchiDVzmJVA3g&s=19
時が経つの早すぎ… 2014年の怪作アニメ5選 10年経っても「色褪せない」 https://t.co/tQJsLLiYsW
— マグミクス編集部 (@magmixjp) 2024年1月15日
奇作ってどういうことやねん、と思ったら人気は別として、インパクトの強いランキングを10年前(2014年)から5作品ピックアップしたものらしい。なるほどな。
…俺ならそんな奇作クールにつき5作品紹介してやるよ。
と思いこんな記事を書くに至りました。2014から2,3年間くらいはマジでほぼ全作品深夜アニメ見ていたんだ。なにせシフト勤務で大体が12:00-21:00とかだったからな。
ということで全10〜12回くらいでこの記事を3年かけてシリーズ化したい。
誰が得するの?誰も得しないよ!
心無いフォロワーからク◯アニメの帝王扱いされているところの本領発揮してやんよ!
〈選定ルール〉
- 10年前のクールから5作品の深夜アニメを紹介する
- 万単位円盤が売れるような人気作品は除外する*2
- 上述のマグミクスで紹介された作品は除外する*3
- 2クール以上の作品については1クール目のシーズンで起算し、2クール目以降の作品は除外する*4
3.についてはもはや殿堂入りみたいなもんでいいだろう。「なにがどうなってるんだ…んだよ意味分かんねえ」こっちのセリフだよ!本当に!!
4.については光の中に阿波踊りしていく多田万里や意味不明のホモ落ちした後藤くんなど語れる部分を残しているが仕方ない。…いや、本当にゴールデンタイムのラスト2話とサムライフラメンコの最終話は唖然としたものだ…今でも覚えてしまっている。
さて、本題の2014冬アニメの個人的な奇作を紹介する。懐かしさで思い出してくれたら何よりである。
全パートレズキッス…ってそんなノルマある!?『桜Trick』
まず紹介したいのはまんがタイムきららミラク原作の桜Trick。
きらら系特有の無茶苦茶ゆるいギャグは計算の範囲内だが、毎話毎パートキスしてる…きららなので女の子しか出てこないのだが…
原作4コマ買ったら買ったでやはり毎話キスしてた。そんなことあるかいな。
まあアニメ見る前から噂には聞いていたのでまあライトな感じなのかな?と思ったら割とガッツリ、ディープにキッスなさるのでひっくり返った。
露出度の高くて隙あらば光や湯気がかかるタイプの変な作品より余程ヤバイ…いやはや、とんでもない世界を見てしまったもんだ。
2年生以降編の2期まだ待ってるからな!
原作通りとは本当に偉大なのだ『いなり、こんこん、恋いろは』
最近ドラマとかでも原作を破壊した云々で悲しいニュースがあったばかりだが、
個人的に忌憚なき意見を申すとこの作品は原作通りやりきれなくてもったいない作品だった。
全10話で構成されていたが原作は当時未完であり、最近たまにある原作終了とアニメ終了を合わせるみたいな、そういうこともしない作品であり、
その結果どうなったかというと9話Aパートまですごく綺麗に進んでたのに残りの1.5話でアニメとして締めるために超展開をぶつけてきた。
世の中には終わり良ければ全て良しという言葉があるが…残念ながらこれは逆だった。申し訳ないが逆だった。
なお、後に原作漫画のキレイな完結まで読み切ったときは本当に清々しい良い気持ちになれた。今でも弊宅の本棚には一式揃えてある。
ちょっとアニメが早すぎたのかもしれんね。
説明足りなきゃ切られるじゃんよ『スペース☆ダンディ』
スペース☆ダンディは宇宙のダンディである。
2014の冬と夏で分割2クールのアニメ。「研ぎ澄まされた適当、磨き抜かれたいい加減」のキャッチコピーに嘘偽りなく、無茶苦茶豪華なスタッフ・キャストに対して中身が…無茶苦茶ゆるい!
初見ではカウボーイ・ビバップ的な世界を期待したアニメファンが多かったんだろうと推測できるが、開けて出てきたのは終盤を除いて1話完結のギャグアニメだった。
何より問題だったのはギャグとしても1,2話も面白さが微妙に難解だったんだな。中盤あたりはもっとわかりやすい笑いがあっただけに勿体なかった。その頃には訓練された実況民くらいしか残ってねえ。
余談だが、前述の通りスタッフとキャストは無茶苦茶豪華である。スタッフ的にも毎話のように監督が違うために毎回背景を中心に作画班や監督の趣味の差が見られるので、そこを見るだけでも面白い。
キャストとしては当時の大御所も積極起用しているために作品後数年内に鬼籍に入られてしまった方も少なくない。その貴重な生前の役の声としても残っている作品だった。
ちなみにこの作品はBDBOXを所有しているので興味があったらお見せしたい。いや、本当に良質なのよ?
まあ各種配信サイトでも見放題に入ったから円盤なくても困らないとは思うんだけどね。
テーマが某掲示板の民にはタイムリーすぎた『ウィザード・バリスターズ〜弁魔士セシル〜』
この作品から遡ること約2年前、変な掲示板の変なコテハンがやらかし、その影響である弁護士がネットでものすごく遊ばれた全盛期にこんな作品を投下されたものだから反応はもう想像のとおりである。
しかも作中の裁判の中身もガバガバときたもんだから察しと言わざるを得ない。
ガバガバ被告人、ガバガバ検察、ガバガバ弁護、ガバガバ裁判長、何1つとってもテーマに対して直球とは思えなかった。いやまあ笑えたからいいんだけどさ。最終話あたりは作画の力尽きた感が隠せてなかったのもポイントが高い*5。
余談だがこの一つ前のクールで梅津監督はほっちびが可愛いだけで中身がない神アニメこと『ガリレイドンナ』を作っており、こちらの最終話も裁判だったのだが、ある意味裁判モノの予習としてあんな最終回だったのかなあ…なんてイメージも持ってしまった。
大事な構成を占い任せにするんじゃねえ!『ノブナガ・ザ・フール』
この2014冬から2クール作品として放送された戦国×ロボット×タロットアニメ。
…要素書くだけで詰め込みすぎて意味わからんけど事実なんだからしょうがない。
まあ例えば戦国異世界みたいなパラレルワールドを作ってロボット戦争させて表現しようというのは試みとして分からなくはないし、日本の戦国時代から飛躍して卑弥呼だのレオナルド・ダ・ヴィンチだの巻き込むのはソシャゲなんかでもあるあるなのでひとまずおいておこう。
そこにタロット要素を入れたわけだけど、その要素を入れた際、毎話毎にタロットを実際にやって話の方向性を決めたらしい。…なんで?
結果何ができたかと言うと、話が進んだと思ったら2話前の葛藤に戻るということ平気で成し遂げる話が進みそうで進まない、明らかに無駄な話数の多い作品の出来上がりである。
そして結果的にはシリーズ通してのラスボス扱いされたキャラの退場はあまりにも雑な処理となり…流石に唖然としたものだ。2クール無駄にあったのにそんな駆け足…普通しないだろ!?と。
見どころは…そうだなあ…百人中百人が裏切り狂うと思った櫻井孝宏のキャラが理想通り狂ってたところかな*6
以上、5作品紹介したが、他にも
やはり敵キャラの櫻井孝宏が狂った役で面白かった…がイマイチ流行らず2クール目は短縮されて特別編1話になっちゃった、『バディ・コンプレックス』
アース・スターのお遊び枠だったんじゃねえの?以外で表現しようがない5分アニメ『pupa』
実写を混ぜるには流石にちょっと時代が早すぎた『GO!GO!575』
申し訳ないけどそもそも作品テーマどこだっけ?ヤニカスが酷い目にあって面白かった回だけは覚えてる『世界征服〜謀略のズヴィズダー〜』
帰宅部声優再集合…とはいえ作品の立ち位置が箸休めにもほどがあるだろう!?『犬猫アワー 47都道府犬R&にゃ〜めん』
とまあまあクセの強い作品群のあるクールだった。
…もしちゃんと書いたら奇作でバスケスタメンどころか野球スタメン行けそうじゃん
そうか、これらから10年か。
こんなブログ読んでくれた人もいろいろ思い出す作品あったら嬉しいね。
誰得を極めつつ、来クールもこのシリーズ記事は作っていきたい。
ではでは。