陸魚雷回顧シリーズ第2弾(1個前の記事が第1弾)です。
流れとしては突然でした。新譜を聴いて「うわなにこれめっちゃライブ映えしそうなアルバムやん、超見てえ。優しいあの子の前に俺に曲聴かせんかい!」ってなって旧来のアカウントの方でぼやいたら「あるよ」と、最後にあったのが4年前という友人。そして当日はお会いしたことのない友人の母親と連番。今考えても本当に俺で良かったの!?みたいな案件よね。
そんでまあ感想なんだけど、すぅうううんんげえええ強いいいライブだった!に尽きます。
それと同時に単独ライブではさざなみ以来10年行ってなかったことを1周回って悔やんでるからね。今思うと普通に離れていた時期の3アルバムの良さが伝わってきたからね。
少なくとも価格に対する満足度は高いし、音楽ライブってこうだよなってのを感覚的に思い出した感じ。CD積まされることもないんだぜ?
あと、あのオッサンたち流石に10年でだいぶ年重ねてた。カッコいいし、お父さんって感じになってたけど。
逆に久々に参加して思ったのは、客席ってこんなに大人しく聴いてるもんだっけ?っていう新しい違和感を得ました。音に乗ってグネグネ動く体になってしまったので地蔵化するのを諦めた感じ。スピオタはポップ扱い嫌う割におとなしいなあって気づけたのは別コンテンツ経由して来た数少ないプラスポイントですかね。
どこのライブでも変わらんなあと思ったのはアンコールありきのセットリストを組んでしまうこと。本編で完全にやりきることやりきってアンコールはオマケ的な中身にしてほしいってのは僕はどのコンテンツに対しても抱いている感情。下のネタバレ欄でも語るけど。
今回でちょっと頭の中少しさっぱりしまして、次からはこっち方面に結構リソース裂くと思います。いつまでどの程度アニメゲームオタクやってるんだってのは心のどこかでやっぱりあるしな*1
当面の人生の目標は、23年後俺も田村明浩くらい脚が上がり動ける人間であることですね。
今月は23日のサンドリオン(声優ユニット)の単独ライブを挟んで29日にもBUCK-TICKのライブ行くのでいろいろと楽しみですね。
以下、セトリ含む感想につき、ネタバレ避けたい人はここまでね。
ネタバレ覚悟でかつてのアイツが各曲どう思ったのか見たいってなら止めません
1.見っけ(19年 アルバム見っけ表題曲)
この曲をアルバムで聞いた瞬間、ああ本当に俺このバンド好きだったんだなってなった楽曲。ライブでもトップバッターで見せてくれて本当に嬉しかった。
2.はぐれ狼(19年 アルバム見っけ収録)
見っけの勢いを殺さず次に持ってくのなんの曲かなと思ったらアルバム内で中盤から終盤の渡しを担う勢いのある曲を持ってくるの、なるほどなあだった。
3.エスカルゴ(02年 アルバム三日月ロック収録)
あ!このドラムから始まる曲は!って唸っちゃったなあ。聴けてよかった旧曲の一つ。
4.けもの道(02年 アルバム三日月ロック収録)
ベースのA音から始まるソロの時点でキタキタキタキタって感じ。
ところでこの曲を「東京」で聴くの原典を聴けた気分にもなるし若干損した気分にもなれるのは何故なんでしょうね。
5.小さな生き物(13年 アルバム小さな生き物表題曲)
離れていた時期の楽曲なのでこの形で回収できたのは若干想定外だった。いい意味で。
MC
6.遥か(01年 23rdシングル)
旧曲のシングルいろいろやるけどこの曲回収できたのも嬉しかったこと。
7.快速(19年 アルバム見っけ収録)
飛田給全然止まんねえじゃねえか
それはさておき遥かからこっちでテンポ上げてくるとは思わなかった。
8.放浪カモメはどこまでも(00年 22nd両A面シングル)
個人的呼称、MIYソング。
10年前はメモリーズの方を回収していたので両側回収できましたね。
あ、マサムネさん、福田はカモメがいただきました。
9.ミーコとギター(91年 アルバム名前をつけてやる収録)
令和元年に平成3年のアルバム収録曲を回収できるってなかなかぶっ飛んでると思うし嬉しすぎてイントロで「は?は?」ってなっちゃったしやばかったね。50過ぎてもやれる楽曲。
10.ラジオデイズ(19年 アルバム見っけ収録)
この曲自体にノスタルジックさを感じさせる要素強いと思うんですけどそれをミーコのあとに持ってきたの、所謂解釈の一致で嬉しい。
MC
11.優しいあの子(19年 42ndシングル)
おそらく会場の何割かはこの曲を聴きに来たんだろうなあっていうのは空気だけで伝わってきたよ。冗談抜きに。
12.ヒビスクス(16年 アルバム醒めない収録)
クージーの見せ場イントロからの上げていけるサビ。
前作のアルバム曲だから来ないと思ってた。油断してた。
13.僕のギター(07年 アルバムさざなみCD収録)
丁度ライブ行ってた頃の楽曲だったので10年前の俺に向けてキレイに刺さって行っちゃった。懐かしいねえ…
14.曲がった僕のしっぽ(19年 アルバム見っけ収録)
木管楽器目立って入ってて扱いづらそうな曲だと思ったんだけどまあここしかないよねってポジションに収まった感じはある
ただぶっちゃけると背景演出をパカパカしすぎてポリゴンショックなるかと思ったので少し加減してほしい。
MC
15.青い車(94年 9thシングル)
MCが相変わらずゆるいんだけど、その後にこの曲は差が激しかったわね。
間奏のギターが大好きなのでアリーナの前よりだったのに画面のテツヤの手元ばっか見てた気がする。
16.YM71D(19年 アルバム見っけ収録)
前後の誰でも知ってるような楽曲に挟むポジションに持ってきたの挑戦的すぎない?
いい曲だけど今書きながらそういえばこのタイミングだったわってなったぞ
17.ロビンソン(95年 11thシングル)
24年経っても誰からも愛される曲ってすごいよなあとこの曲についてはそれだけです。
18.ありがとさん(19年 アルバム見っけ収録)
アルバム内でシングルでも表題曲でもないけどPV作られてたなってイメージの曲。
今思うとロビンソンの後においたの歌詞的には物語性出来そうよね。歌詞考察部ガチ切れするかもしれないけど
19.楓(98年 19thシングル)
このパートに入る楽曲だっけと思いつつ、10年前のときは座って聴く曲だったなって記憶あったのでスタンディングで聴いたのは新鮮でした。
MC
20.渚(97年 14thシングル)
個人的にはシングル曲の中では一番好きなので、10年前に引き続いてまた聴けてよかったなあっていう気持ち
21.8823(00年 アルバムハヤブサ表題曲)
ライブ終盤定番曲、ブチ上がれるし。
その一方で視線は田村明浩(52)の動きをひたすら見ていた。あの人やっぱおかしい。
22.俺のすべて(95年 11thシングルc/w)
8823からつなぐのは法規的に決まってたりするのだろうか。安心して読めるって感じだった。
でも崎ちゃんのドラムソロに時間取るなんて聴いてなかった。くそかっけえ。
23.春の歌(05年 30thシングル)
本編最終曲。最新アルバムの中から持ってくると思ったからちょっと想定外だった。後述のアンコール最終曲と順序逆でいいと思う。
EN1.醒めない(16年 アルバム醒めない表題曲)
アンコールって所謂メジャーな曲…というかシングル曲かなと思っていたから驚いた。まあスピッツだしなにやってくるかわからんところはわからんのだけど
メンバー紹介
田村「もしアンコールしてもらえなかったらあの人誰だで終わってるのか」
草野「その時はwikipedia見てもらうしかない」
(ここ印象的だった)
EN2.野生のポルカ(13年 アルバム小さな生き物収録)
マジでなんでアンコールでこの曲回収できたんだ!?って頭に疑問符たくさんつけてしまった。楽しい曲だから好きですけどね。
EN3.ヤマブキ(19年 アルバム見っけ収録)
このライブで一番聞きたかった楽曲。マジで干されたかと思った。春の歌と位置逆でしょ本当に。いやいやとにかく聴けてよかったよ。
*1:アニメについては1クールすら持たない体にあるので新作からの脱却が望めそうだけど映画尺はやっぱり好きです。